熱水中の化学反応
物質に「命」が宿った瞬間。私たちは、宇宙で唯一の「ヒト」なのでしょうか。わたしは、とてつもなく広大で果てしない宇宙に、地球外生命体はいると思っています。考えるだけでワクワクします。
最初の生命が誕生した場所。さまざまな化学物質を溶かし込む水。それは『海』。海は生命に母と呼ばれていますよね。生き物の細胞と、海水の成分はとても類似するそうです。
<熱水噴出孔>
ブラックスモーカー
ウィキペディアより。
地下のマグマによって熱せられた海水を、海へと放出する、煙突のような噴出し口。噴出する熱水には、硫化鉄などのさまざまな鉱物が混じっているため、黒い煙のように見えることがあるそうです。
熱エネルギーや、有機物のもととなるメタンやアンモニアなどの分子が豊富に存在し、最初の生命が誕生した場所として有力視されています。
<超臨界水>
深海底では水圧が高まり、水の沸点が上がる。
超臨界水とは、374度C、218気圧・・液体とも気体ともことなる状態の水。
*アミノ酸からタンパク質をつくる化学反応 → アミノ酸から水を奪う反応。超臨界の水中では、この化学反応が進行する可能性が…?
ブラックスモーカー・・生命誕生の場所・・
何だか悪者が生まれそう(笑)
命が宿った瞬間
皆さんもわたしも、「命」があって生きているわけですが、命が無ければ屍、死体ですし「ある物質」と記されても(そんな事はありませんが)間違ってはないと思うのです。
その、「命」が物質に宿った瞬間というのはどんなことなのでしょうか。
原始大気の中で自然発生する「生命」の素?自然発生する偶然の産物だとしても・・・。
アミノ酸などの有機物は、宇宙空間からもやってきた?有機物は宇宙でも作られる!?
わたし達の地球がある太陽系は、暗黒星雲と呼ばれる「チリ」が濃く集まった場所で誕生したそうです。「チリ」には、アミノ酸などの有機物を含むものが存在している可能性があると言われています。
「チリ」が集まって彗星や隕石になり、原始地球に降り注いだ!?
<マーチソン隕石>
1969年9月28日。オーストラリア南東部 マーチソンに多量の隕石が落下。調査の結果、その隕石の中にはアミノ酸(地上で混入した可能性の低いアミノ酸を含む)の含有が確認されたそうです。
気ままに続けます。